お部屋探しガイド
ご来店の前に決めておくこと
ご来店の前に、お電話かメールでお知らせいただきますと、時間をかけずにご案内ができます。
いつも新鮮な賃貸情報を揃えておりますので、ネット掲載以外の物件も紹介させていただきます。
希望条件を整理しましょう。
まず、ご希望の条件(予算や場所や間取りや特にこだわる所など)を整理しましょう。すべての条件をかなえる物件には出会えないものです。優先順位をしっかりつけておきましょう。
家賃は安すぎず、高すぎず。
家賃の上限を余裕をもって安く不動産屋さんに言い過ぎると、希望に合う物件を見逃されるかもしれません。でも収入より高すぎるのも生活が大変だし審査も厳しくなります。家賃は総収入の1/3が上限です。管理費や駐車場代も計算に入れて下さい。
会社や学校との位置関係も大切。
急行停車駅や人気の高い駅は家賃も高いです。そんな駅の隣や2~3駅下ったところが狙い目だったりします。希望駅には幅をもたせてください。会社や学校に通うのに直通か乗り継ぎが、乗り継ぎなら所要時間がどうかなどを検討するのも大切です。
間取りは広さ(面積)を意識して検討。
単に「2LDKがいい」ではなく、「○㎡~○㎡くらい」というように、面積も意識しましょう。同じ2LDKでも45㎡くらいから60㎡くらいまで幅があるのが現実です。広さが家賃を決める大きな要素になっています。1Kだって15㎡から30㎡くらいまであるんですよ。それから収納スペースも重要です。表面的な○DKだけを重視するのは間違いです!
その他の希望条件も整理整頓。
「追い焚きがほしい」「オートロックでないと」「スーパーが近くに・・」望みを並べ立てたらキリがなくなりますね。希望が多くなればその分家賃も高くなるのが道理です。不動産に「掘り出し物はない!」と言われます。「絶対はずせないもの」「あったらいいな、程度のもの」などとご希望の条件を少し整理しておいていただくと、不動産屋さんは最良の物件を探しやすくなります。
室内のチェックポイント
室内や外観を実際にみてみます。何件でも何回でも遠慮なく見せてもらいましょう。
各部屋やスペースの広さ
室内に梁(はり。鉄筋コンクリート造の構造を支えるもの)が出ていると通常のタンスや本棚が置けなかったりします。大きめの家具や電化製品が収まるか、メジャーを用意してきちんと寸法をはかりましょう。
収納スペース
収納スペースは各部屋に一間(幅180cm)以上あったら理想ですね。1Kなら120cm程度あるといいですね。他のスペースとの兼ね合いもあるので、家具や壁に掛けるなどの工夫で収まりきるか、検討しましょう。不必要な荷物は処分する勇気(?)も。
設備
エアコンは設備として付いているもの(故障したら家主さんが修理してくれる)か、前入居者が置いていったもの(原則として家主さんは責任を持たない)か確認した方がいい場合もあります(特にファミリータイプ)。給湯のタイプ、追い焚き、混合栓(湯温を調整できる)、照明器具、洗面設備など細かくチェックしてください。
陽当たり・風の通り
南向きがベストですが必ずしもそればかりではありません。東と西ではどちらがいい?答えは生活時間の違いで異なります。また南向きでも前面の建物の影響は?冬と夏でも日照時間は違ってきます。陽当たりだけでなく風通しも重要なポイントです。
防音性
一般的には(あくまでも一般的です!)鉄筋コンクリート造が防音性に適しています。建築費も高いので家賃も高めです。上下の音は床の厚みが影響します。また付近の騒音もポイントですね。
防犯性
セキュリティとプライバシーは相反することが多いです。外から覗かれにくい部屋は泥棒にとっても都合がいいのだそうです。最上階は安心できる、というのも統計的にはそうでもないようです。やはり防犯性は設備が大切ですね。
周辺環境のチェックポイント
駅までの所要時間
徒歩時間は80メートルを1分間として計算してので、人によっては所要時間が異なります。
実際にご自分の足で確かめましょう。バス便の場合は本数や時間の確認も大事です。通勤通学の時間帯の混雑度も調べておきましょう。
付近の施設
銀行・郵便局・病院など、いつも必要ではないけれど生活には重要な施設がどこにあるかを確認しておきましょう。
買い物の便
駅から物件までの帰り道にコンビニやスーパーがあると便利ですね。物件の近くにあることももちろん重要です。車を使うことも意識して下さい。営業時間なども確認しておきましょう。
申込手続きの流れ
気に入ったらよく検討します。よく検討して住むことを決めたら「お申し込み」です。いい物件は誰が見てもいい物件ですから、いつまでも検討しているとカスを掴むことになりますよ。
入居申込書を記入
まず「入居申込書」に必要事項を記入します。家主さんの方で審査を行うためです。「ちゃんと家賃を払ってくれるか」「ルールを守ってくれるか」などを審査します。審査があるということは「変な人」はパスされますから少し安心できる、という考え方もあります。書類上の審査ですから丁寧に正しく書きましょう。そう、履歴書を書くような心持ちですね。
契約書類の説明を受ける
審査をパスすると契約に関する書類とスケジュールの説明があります。契約までに揃える書類(収入証明など)や必要金額の明細、契約内容や物件に関する補足説明などです。疑問点があればここで何でも聞いて納得しておいてください。
連帯保証人に必要なことを頼む
個人の連帯保証人が必要な場合は身内の方で保証人になってくれる方に依頼します。契約書に署名してもらったり印鑑証明書を用意してもらいます。最近では個人でなく専門の保証会社を利用するケースが増えてきました。その費用は借主さんが支払うのが一般的です。
契約手続きで大切なこと
必要金額の明細
契約に必要な金額は以下の通りです。
敷金・礼金・仲介手数料・前家賃・保険料・鍵の交換費用・保証料など全部で家賃の4~6か月分程度が目安です。
必要書類とはどんなものか
契約に必要な書類は不動産屋によっても違いますが、下記の物が一般的です。
・収入を証明する書類 源泉徴収票、住民税課税証明、給与明細(数ヶ月分)など
・勤務先を証明する書類 健康保険証、在籍証明書など
・本人を証明する書類 運転免許証、パスポート、学生証など
・その他の証明書類 住民票、連帯保証人の印鑑証明書など
契約手続きとは何をするのか
契約手続きは下記通りです。
・賃貸借契約書の説明と署名捺印
・必要な書類の提出
・必要金額の支払い
・火災保険申込書の記入
・鍵の受取り
・・・・・いよいよ引越し。新生活の始まりです。